診療科目について
小児科
こどもは発熱、咳、鼻水、嘔吐、下痢、腹痛、発疹、頭痛、耳の痛みなど様々な症状がみられます。ケガをすることもよくあります。当クリニックでは小児科医として、こどもたちのあらゆる症状に対応いたします。病気を治すことだけでなく、ご家族の不安を少しでも解消できるよう丁寧な診察と説明を心がけています。お子さんに気になる症状があれば、まずご相談ください。
それぞれの症状や病気については、「こどもの病気」もご覧ください。
予防接種、乳幼児検診、育児健康相談も行なっています。こちらは電話での予約が必要となります。
こどもについての悩み・不安はそのままにせず何でもご相談ください。
アレルギー科
「こどもの病気」について→
予防接種などの予約について→
食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎や花粉症などはアトピー素因(アレルギーの体質)を持つこどもたちにみられる一連の疾患となります。アレルギー疾患を持つこどもは増えてきています。
当クリニックでは、アレルギー疾患を全身的に捉え、お薬での治療に加えてスキンケア指導、生活指導・環境調整などを行いながら治療していきます。食物負荷試験については原則行なっておりませんが、負荷試験の必要性などを含め一度ご相談ください。またダニアレルギー、すぎ花粉症に対する舌下免疫療法なども行なっています。
漢方診療
漢方薬は、大人はもちろんこどもでも有効です。風邪や胃腸炎などの急性疾患や気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、腎炎、肝炎などの慢性疾患にも漢方薬は西洋薬より有効なことがあります。
漢方薬は、副作用も少なく(無いわけではありません)、当クリニックでもしばしば処方します。近年では、漢方エキス製剤ができ、こどもでも比較的手軽に飲めるようになりました。(一部には錠剤もあります。)
漢方治療をご希望の方は、どうぞお申し出ください。また処方された漢方薬がどうしても飲めないときには、その旨お申し出ください、当クリニックでは、漢方薬も西洋薬も同じように、患者さんの治療に役立つものを選択し処方します。
禁煙支援
【こどもをタバコの害から守りましょう】
当科では、「こどもをタバコの害から守ろう!」「21世紀を無煙(タバコの無い)社会に!」をスローガンにして、禁煙運動を進めています。タバコが喫煙している大人(親)だけでなく、こどもにもたいへん有害であることは世界中で医学的に認められています。タバコは肺がんをはじめ多くのがんの原因であり、多くの呼吸器疾患や循環器疾患の原因です。
喫煙は、こどもの成長を阻害し、気管支喘息など呼吸器疾患にかかりやすくします。妊婦が喫煙すれば、胎児は発育不良となり死産や早産が多くなり、その結果未熟児(低出生体重児)が生まれやすくなり、こどもは生まれてすぐから過酷な試練に立たされることになります。
大人の喫煙は、こどもの喫煙を促進します。若者の喫煙は中毒になりやすく、アルコール中毒や薬物(麻薬)中毒へと進展しやすいといわれています。こどもには、なによりも喫煙防止(防煙)教育が必要な理由です。
【禁煙相談も行っています】
喫煙による超過死亡は全死亡の12%にも及ぶといわれています。わが国は世界でも有数のタバコ対策後進国であり、全タバコ消費量の1割が未成年によるものといわれています。若者をターゲットにした日本たばこ(JT)などタバコ会社の巧妙な宣伝により、残念ながら若者の喫煙率は低下しておらず、20代女性の喫煙率は20%を越えているといわれています。これから結婚し子育ての大事な時期をひかえた青年や若い両親にぜひとも禁煙の重要性を理解していただき、「赤ちゃんに禁煙をプレゼント」していただきたいと思います。
タバコは、「百害あって一利なし」です。院長は、[日本禁煙推進医師歯科医師連盟」の会員であり、個別及び集団での指導や相談にもできるだけ応じていますので、ぜひご相談ください。
禁煙外来の予約について→